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【不動産屋が解説】実家を維持・管理する方法は?放置する3つのリスク

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【不動産屋が解説】
実家を維持・管理する方法は?放置する3つのリスク

【不動産屋が解説】実家を維持・管理する方法は?放置する3つのリスク

2023/04/16

こんにちは。

横浜で不動産売却をしております、(株)あおぞら不動産の高倉です。

 

不動産を売却する際に売主様より「実家を維持・管理する方法は?放置するリスクはありますか?」と質問されることがあります。

 

不動産売却のタイミングに迷われましたら(株)あおぞら不動産までご相談下さい!相談・査定は無料です!お客様にとって一番良いタイミングを逃すことなく売却しましょう!!

弊社では空き家の維持や管理についてご相談いただくことが多くございますが、ベストな選択しとして早期の不動産売却をおすすめしております。

 

なぜなら、空き家を放置することや、維持・管理するリスクとデメリットがあまりにも大きいからです。

 

早期に空き家を不動産売却すれば、比較的に希望額通りに売ることができる他に、空き家を放置するデメリットとリスクを負わず済みます。

 

今回は、空き家を放置する3つのデメリットとリスク、ご自身で空き家を管理する方法について詳しく解説していきます。

空き家を放置する3つのリスク

 

相続したが遠方で管理できない実家や、維持管理の費用がかかるため管理していない実家などの空き家は、このまま放置し続けると3つの大きなデメリットが生じます。

 

ここからは、空き家を放置する3つのデメリットとリスクについて解説していきます。

不動産価値が急落する

 

家は人が住まなくなると一気に朽ちていきます。

 

その理由は、家中のドアや窓を閉め切って密閉すると大量繁殖するカビによって、住宅の基礎部分まで家が傷んでしまうためです。

 

この他に、カビを繁殖させるこもった湿気は、畳やフローリングの劣化、シロアリなどの害虫の大量発生などさまざまなリスクがあります。

 

このように傷んだ家は買い手が付かないので、不動産価値が急落してしまい、売りたくても売れない原因になってしまいます。

損害賠償などの管理責任を問われる可能性がある

 

平成27年5月に施行された「空家等対策の推進に関する特別措置法」によって、空き家の所有者や管理者に対する管理責任が明記されています。

 

所有者などは、自らの責任と負担において空き家等が管理不全な状態にならないように、常に適正に維持管理をしなければなりません。

 

例えば、以下のような状態の場合、周辺の生活環境を害する恐れや、住民の生命や身体、財産に害を及ぼすものとして、損害賠償の対象になることもあります。

 

 〇壁が壊れていて、建物の倒壊の恐れがある

 〇屋根材や壁材などが脱落・飛散して近所の家や歩行者にぶつかる恐れがある

 〇ごみなどが放置されて異臭を放っている

 〇樹木や雑草がおいしげっている

 〇動物が住み着いている、害虫が発生している など

 

空き家がこのような状態にならないように、所有者や管理者は定期的に管理を行う必要があります。

「特定空き家等」に指定されると固定資産税が最大で6倍になる

 

特定空き家等とは、先ほど解説したような状態に陥った空き家に対して、市区町村が助言や指導を行ったのにもかかわらずに聞き入れなかった際に「勧告」が行われることで指定されます。

 

特定空き家等に指定されると、これまで受けることができていた固定資産税の住宅用地特例が適応されなくなるので、最大で固定資産税が6倍になるというデメリットがあります。

 

また、勧告を受けても改善できない場合は、さらに「空き家を改善して周辺住民に危険が及ばないようにしなさい」と市区町村が「命令」を出します。

 

しかし命令にも従わない場合は、市区町村が行政代執行を適応して、強制的に空き家を解体するなどの措置をとることができます。

 

この際にかかる解体工事費などは、すべて空き家の所有者や管理者に請求されます。

空き家の管理方法は?月1の頻度でお手入れしよう

 

空き家になっている実家が比較的近ければ、ご自身で管理することができます。

 

管理方法として、「事前準備」「日常の管理」の2つがあります。

 

ここからは月1回の頻度で管理を行う空き家の管理方法について解説していきます。

空き家を管理する前に準備しておきたいこと

 

 〇電気・ガス・水道などのライフラインを止める

 〇貴重品など荷物を搬出する

 〇郵便物の転送手続きを行う

 〇畳を上げる

 〇補助錠を購入して窓などに設置する

 〇アンテナ・鉢植え・物干し竿などを撤去する

 

ライフラインを止めことで、水道光熱費がかからなくなるため維持管理費用を少しでも抑えることができるようになります。

 

また郵便物がたまったポストを見て空き家だということが分かれば、不審者の侵入や窃盗被害のリスクが高まるため、ポストにはガムテープなどで封をしておきましょう。

 

また、不審者の侵入を防ぐために、侵入経路となる玄関ドアや窓に補助錠を購入して設置する他に、窓に防犯フィルムを貼ることで侵入を防ぐことができます。

 

 〇窓の補助錠…約500〜1,000円/1個

 〇玄関ドアの補助錠…2,000〜10,000円/1個

 〇防犯フィルム…小さい窓用16,000円〜/1枚

 

補助錠はホームセンターやインターネット上で購入して自分で設置できますが、防犯フィルムは工務店に依頼して貼ってもらいましょう。

日常の空き家管理

 

 〇全ての窓を開けて通風

 〇排水口に水を流す

 〇周辺道路や庭のごみ広い

 〇住居内の掃除

 〇目視確認

 

全ての窓を開けて通風することで、住居内の湿気を逃がすことができるので、シロアリやカビの発生を防ぐことができます。

 

また、排水口には封水と呼ばれる下水のニオイが逆流しないように防ぐ水がたまる仕組みになっていますが、しばらく水を流していないと蒸発してしまいます。

 

そのためペットボトルに水をくんできて、水を流すようにしましょう。

 

最後に周辺道路や庭の落ち葉などのごみを拾って掃除を行いますが、特に動物の糞があれば繰り返し被害に遭う可能性があるので、糞よけアイテムを設置するようにしましょう。

5〜10年に一度は点検と修繕工事

 

 〇住宅設備や外壁・屋根の点検…5年に1回

 〇外壁や屋根の塗装工事…10〜15年に1回

 

特に外壁や屋根は雨風の影響を直接受けるので、定期的なメンテナンスが必要になります。

 

目視で確認して異常がなくても、台風や大雨の後は念のため点検を受けておくと安心です。

 

点検そのものは無料のところもありますが、外壁や屋根の修繕・塗装工事になれば、あわせて100万円〜の費用が必要になります。

まとめ

 

空き家の管理には時間と労力とお金がかかります。

 

そのためベストな選択肢は、空き家になることが決まったら早めに不動産売却することです。

 

早期に不動産を売却すれば、資産価値が下がる前に売ることができるので、比較的に希望額通りに売れる他に、ご紹介したリスクを負わずに住みます。

 

横浜市のあおぞら不動産では、空き家の不動産売却のご相談を承っておりますので、気軽にご相談ください。

ご覧いただきありがとうございます。

私たちは、小さな会社ですが、じっくり、丁寧に売却サポートする事を約束いたします。

横浜で不動産売却をお考えなら是非あおぞら不動産へご相談ください。

ご連絡お待ちしております。

この記事を書いた人

代表 髙倉 由浩

大学生の時に実家売却を体験し、担当してもらった営業マンに憧れ、在学中、20歳の時に宅地建物取引主任者を取得。卒業後、不動産仲介業、新築マンション営業を経験し独立。不動産売買件数は900件を超える。
日々、不動産売買の知識、経験を積み重ね、不動産の奥深さ楽しさを感じています。
(株)あおぞら不動産代表。

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