孤独死が起きた物件の売却と資産価値:高値で売却するコツと注意点
2023/01/28
こんにちは。
横浜で不動産売却をしております、(株)あおぞら不動産の高倉です。
不動産売却を検討しているお客様より「孤独死があった物件は売れるのでしょうか?」と質問がありました。
ワケあり物件でお困りで、不動産売却を検討中であれば(株)あおぞら不動産にお任せ下さい!査定・相談は無料です!お気軽にご相談下さい。
孤独死が起きた物件は資産価値が下がる?高値で売却するコツは?
孤独死が起きた物件の売却を検討している方の中には、「資産価値が落ちるって本当?」「高値で売却することはできないの?」という疑問を抱えている方もたくさんいるでしょう。
そこでこの記事では、孤独死が起きた物件は本当に資産価値が落ちてしまうのか、高値で売却するためにはどうすればいいのかということについて、詳しく解説していきます。
孤独死が起きた物件は事故物件になるの?
孤独死が起きた物件の売却を検討している方の中には、「事故物件になってしまうのでは?」という不安を抱えている方も多いと思います。
孤独死があった物件が事故物件認定されるかどうかは、発見のタイミングによって異なります。
以下、事故物件になる可能性が低い場合、事故物件になる可能性が高い場合について詳しく見ていきましょう。
🔳すぐに発見された場合
孤独死の原因が「病気」「老衰」などの自然死であり、尚且つ亡くなった後すぐに発見された場合は、事故物件として扱われないこともあります。
ただし、物件自体に損傷がない場合のみとなり、何らかの汚れが付着してしまっている場合などは事故物件に該当してしまうケースもありますので注意が必要です。
🔳ある程度時間が経過してしまっている場合
家族が遠方に住んでいる場合などは、孤独死の発見にかなりの時間を要することもあります。
このような場合、遺体の腐敗が進み、臭いが室内に充満していたり、体液が床や壁に付着してしまっていたりする可能性が高いです。
こうなると、心理的瑕疵への該当は避けられなくなりますので、ほとんどの確率で事故物件として扱われます。
また、死因が自然死ではない場合、つまり殺人や自殺などの場合は、どのような理由があっても事故物件となりますので注意が必要です。
孤独死が起きた物件は資産価値が下がる?
では次に、孤独死が起きた物件の資産価値について詳しく解説していきます。
🔳一般的には10%から30%下落する
孤独死が起きた物件の資産価値は、一般的に10%から30%ほど下落します。
発見が早く、室内のダメージがかなり少ない場合は、0~10%程の下落となることが多いです。
逆に、発見までにかなり時間がかかって知った場合は、20%から30%ほど下落する可能性が高いです。
なぜなら「特殊清掃」「リフォーム」などが必要になるからです。
🔳エリアによっては価値が下がらないケースもある
孤独死が起きた物件は、多少なりとも資産価値が落ちることが多いです。
ただ、エリアによっては価値が下がらないケースもあります。
例えば「都心の一等地」「市の中心地」などです。
このようなエリアの物件は、比較的買い主が現れやすいため、値下げをしなくても売却できる可能性があります。
🔳ある程度時間が経過している場合は価値低下も少ない「かなり昔に孤独死があった」という場合も、価値が下がらない可能性が高いです。
孤独死などの心理的瑕疵については、必ず告知をしなければならないのですが、告知期間は10年程度が目安となっています。
明確な基準は決まっていませんが、孤独死が起こってから10年以上経過している場合、値引きをせずとも買い主が決まることもありますので、是非覚えておいてください。
ただし、時間の経過に関係なく、孤独死が起こったことによる風評被害が続いている場合、価値が下がってしまう可能性がありますので注意しましょう。
孤独死が起きた物件を高値で売却するコツは?
では次に、孤独死が起きた物件を高値で売却するためのコツについて、詳しく解説していきます。
🔳特殊清掃を行う
孤独死が起きた物件を少しでも高く売却するためには、特殊清掃が不可欠です。
なぜなら、人が無くなった物件には、独特な腐敗臭や体液、血液などが付着している可能性が高いからです。
このような汚れや臭いというのは、通常の清掃では中々落ちないため、特殊清掃によって綺麗にする必要があります。
特殊清掃では、下記作業を行いますので、物件を元の状態に戻せます。
〇汚染物の除去作業
〇害虫の駆除作業
〇消毒及び除菌作業
〇消臭作業
孤独死があったという事実は消せませんが、物件を綺麗な状態に戻すことはできますので、できるだけ高く売却したいという場合は、できるだけ早く特殊清掃を行いましょう。
🔳リフォームをする
孤独死の発見にかなり時間がかかってしまった場合、どれだけ念入りに特殊清掃を行っても痕跡が残ってしまうことがあります。
少しでも痕跡が残っていると、買い主からの印象が大幅に低下しますので、高く売ることはまず不可能です。
そんな時に役立つのが、リフォームです。
住宅のリフォームをすることによって、孤独死の痕跡を完全に消せるようになりますので、資産価値の維持に繋げやすくなります。
🔳更地にすることも視野に入れる
既に資産価値が低下している物件で孤独死が起きてしまった場合は、更地にすることも視野に入れた方が良いです。
物件自体を壊してしまえば、孤独死の痕跡は跡形もなく消えますので、資産価値を維持しやすくなります。
また、更地にしてから売却した方が用途の幅も広がりますので、買い主が見つかりやすいと言えるのです。
孤独死が起きた物件を売却する時の注意点は?
では最後に、孤独死が起きた物件を売却する時の注意点について詳しく解説していきます。
🔳必ず買い主に告知する
孤独死が起きた物件の売却を検討している方の中には、「言わなければバレないだろう」と考えている方もいると思いますが、これは絶対にNGです。
事実を隠蔽して売却した場合、後になって損害賠償を請求されたり、売買契約を解除されたりする可能性が高くなりますので注意しましょう。
🔳相場通りの売却が難しいことを理解しておく
孤独死が起きた物件の資産価値は、落ちることもありますし、ほとんど落ちないこともあります。
殺人や自殺など、凄惨な事件ではないため、場合によっては相場通りの価格で売却できるケースもあります。
ただし、ほとんどの場合は資産価値が若干低下しますので、相場通りの売却は基本的に難しいと考えておきましょう。
🔳実績のある不動産会社に依頼する
孤独死が起きた物件をスムーズ且つ、できるだけ高く売却するためには、実績のある不動産会社に依頼することが大切です。
不動産売却の実績がない会社に依頼してしまうと、いつまで経っても買い主が見つからなくなってしまうことがあるのです。
とはいえ、不動産会社は全国にたくさんありますので、「どこに依頼すればいいの?」と悩んでしまっている方も多くいるでしょう。
そのような方は、是非「あおぞら不動産」までお気軽にご相談ください。
弊社では様々な物件の売買実績があり、これまでにも多くのお客様にご満足いただいております。
また、高く売るための努力ならどこにも負けない自信があり、窓ふき、掃除機掛け、ポスティング、など、地道な作業もとことん行いますので、
孤独死があった物件をできるだけ早く、そしてできるだけ高く売却したいとお考えの方は、弊社までお気軽にご相談ください。
まとめ
孤独死が起こった物件は、資産価値が低下する可能性が高いです。
発見までの期間が短く、尚且つ建物の損傷がない場合、そのままの価格で売却できるケースもありますが、人が無くなったという事実は変わりませんので、価格を下げざるを得ないケースが多いと言えます。
とはいえ、不動産売却に強みを持った会社に依頼することによって、できる限り高い値段で、スムーズに売却できる可能性がありますので、依頼する業者は慎重に選んでいきましょう。
横浜周辺で不動産売却をご検討の方は、是非「あおぞら不動産」までお気軽にご相談ください。
ご覧いただきありがとうございます。
私たちは、小さな会社ですが、じっくり、丁寧に売却サポートする事を約束いたします。
横浜で不動産売却をお考えなら是非あおぞら不動産へご相談ください。
ご連絡お待ちしております。